口臭の検査方法

口臭の検査方法

口臭があるかどうかの簡単なチェックは家庭でもできますが、より詳細に調べたい場合は、口臭外来に行くと専用の検査機にて調べてもらえます。

・ガスクロマトグラフィー

ガスクロマトグラフィーとは、簡単に言ってしまえばガス分析装置のことです。

患者の呼気を採取し、ガスクロマトグラフィーにかけることで、硫黄化合物である硫化水素やメチルメルカプタン、硫化ジメチルなど、口臭のもととなっている物質の濃度を測定します。

簡単な検査で精密な結果を出せる高性能機器ですが、そのぶん機器自体の値段がかなり高額です。

そのため、大学病院などの大きな病院や、一部の口臭外来でしか取り扱っていません

口臭に関しては歯科でも行っていますが、ガスクロマトグラフィーを設置している歯科はほとんどないでしょう。

検査費用も高く、1回につき5000円以上かかります。

・半導体ガスセンサー

半導体ガスセンサーは、最も一般的な口臭測定器です。

口腔内における口臭のもとである硫化水素、メチルメルカブタン、ジメルサルファイドの化合物である揮発性硫黄化合物の濃度を測定します。

スタンダードな測定器として普及していますが、揮発性硫黄化合物以外の匂いは検知できないところにデメリットがあります。

たとえば、タバコ臭やニンニク、ニラなどの食べ物臭は検知できません

半導体ガスセンサーにはいろいろな種類があり、家庭用としても簡易式のものが市販されていますが、病院に設置されているものはより精度が高い専用のものとなっています。

・官能的測定法

官能的測定法

医師が直接患者の呼気のにおいをかぐ方法です。

現在一般的に行われている官能的測定法はUBC式官能検査と呼ばれ、直径2~2.5cm、長さ10cmのチューブをスクリーンの穴に通し、片方を患者が、もう片方を医師が持ち、患者が吐いた呼気を、チューブを通して医師がかぐ検査方法です。

上記2つの医療機器を使用しての検査方法に比べると原始的ですが、どんなに高度な医療機器でも、優れた嗅覚を持つ医師の判断にはかなわないといわれており、シンプルではありますが、最も信頼性の高い検査方法であるとも言えます。